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亡くなった母が夢に出て来ました②

拙ブログでは、主にイギリス在住2年間の体験と育児や不登校の話題などを書いておりますが、なぜか「亡くなった母が夢に出て来ました」という記事がよく読まれているようで……。


今朝も、母の夢を見ました。


※夢なので、登場人物や場面が突然変わっています



朝、まだ布団でダラダラしていると、早朝にも関わらずインターホンが鳴りました。
私はとても出て行ける状態ではなく、夫も部屋着姿でしたが、夫ならば構わないだろうと出てもらうことにします。

夫に応対してもらったはずなのに、なぜか私が玄関に立っています。
入って来たのは近所の年配の女性(夢の中の私は”近所の方”と認識しているのですが、実際には見たこともない人です)。
この時点で、玄関は実家に変わっていて。

女性が何かまくし立てながら、ヅカヅカと上がり込んで来るので、仕方なく居間に通します。
ソファに座ると、彼女が「この家、売りに出すんですって?おいくらくらいなの?」と尋ねて来ます。
”図々しい人だな”と内心思いつつ、私は答えられる立場にないので、父を呼びます。

父が「2千5百万~1億」と言うと、女性は「あらあら、ずいぶん高いのね。それじゃあ引き上げるわ」と退散。
父が女性を追い払うために、価値に見合わない金額を適当に言ったのだなと思っているうちに、母が目の前に立っていました。
「お母さんが視える!」
そう言って、私は母を抱擁します。
父には母が視えません。

夢の中の私は、母が既に故人であることを認識していて、父に視えないということもあって、”ああ、幽霊なんだな”と思います。

少しの怖さを感じつつも、母への思慕の方が大きく、母の胸に体を預けると、幽霊のはずなのに母の体の温もりが伝わって来て、私は思わず、「あったかい」と呟きます。


すると母が、こう言います。


「あそこ(夢の中の私が感じた距離としては、家から1キロくらい離れた場所)にある孤児院(今はこういう呼び方はしないと思いますが、夢の中の母の言葉をそのまま記します)の、外国人が減ったから、お迎えも少なくなって場によくないものが溜まってしまったから、気をつけなさい。昨日は鬼が食べられた」

私は何を意味するのか分かりませんでしたが、”とにかく気をつけよう”と心に決めます。



―――そこで、目が覚めました。



何を意味するかよく分からない夢でしたが、明日実家に行く予定だったので、実家のことが気になっていたからかもしれないです。
それに、このところ、私にしては友人・知人と会う機会が多くて、4月にも2件ほど予定があるので、自分のテリトリーに人が入って来るのが疲れるような気がするからかもしれません。
コロナ禍が始まってから、必要最低限の外出以外はほとんどしていなかったので、その辺りの回路がうまく回っていないのか、人に会うと非常に疲れるのです。
相手のせいでは決してなく、会っている時は楽しいのに、帰宅するとグッタリで。

そんなところが、夢になったのでしょうか。


個人的には、母が”幽霊”という存在で出て来たことに驚きました。

これまで母が夢に出て来る時は、どこかで亡くなっていることが分かっているのに、まだこの世の人として登場していることが多かったのです。


それが、今回は、はっきり彼岸の人として登場し、「やっと母の死を受け入れられたのかもしれない」と。



母が亡くなってから、もう23年。


今年の誕生日で、母の享年と同じ年になりました。





因みに、祖母(没後約26年)は未だに此岸の人として、たまに夢に出て来て、私に苦言を呈してくれます。





by utakatamahoro | 2023-03-22 11:27 | アラフィフ | Trackback | Comments(0)

2年間ロンドンに住んでいました。貧乏でも楽しめたロンドン。【自称】ニッチを愛するクリエイター。


by うたかたまほろ
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